終業式の話

 こんにちは。校長の蓬田です。今日は終業式でした。2学期はたくさんの行事があり、子供たちもそれぞれの場面で大活躍でした。

 今日は2013年の最後の登校日でもあり、1年の成長を振り返ってみる良い機会だと思います。そこで私は心の奥にずっと残っているある子供の話をしました。
 もう30年近くも前のことです。
 この子供は心臓が悪くて運動を制限されていましたが、普段は元気でけっこうちょろちょろと走り回る子でした。でも何かやって、疲れると途中ですぐやめてしまうし、大変だと思うと取り組もうとしない子でした。少なくとも若かった私の目から見ると、そのように見えました。
 そんな子供が最後のマラソン大会にどうしても出たいと言って聞かなかったのです。いろいろ対策をとって主治医の先生とも相談しながら結局は出場し、走りとおしたのですが、今でもどうしてあの子はそんなにマラソン大会に出たかったのだろうという思いが何度もよみがえってきます。
 いい加減に見えても、心の底には何か頑固な芯の強さがあったのではないか、心の成長があったのではないかとも思います。
 子供達にもちょっと考えてほしいなと思って聞きました。
「マラソンなんてつらいのにどうしてだと思う?」

 子供たち一人ひとり、1年前と比べてみたら思っていたよりもずっと成長しているということがあるのではないでしょうか。
 この一年を振り返り、その成長の上に来年の目標を見定めて、新しい年を迎えてほしいと思います。
 どうぞよいお年をお迎えください。

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