今週、火曜日の朝会で昔話をしました。「ひとことば十両」という話です。
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「ひとことば十両」という看板を見て、三つのことわざを買う(買わされた)人の話です。こんな言葉を聞いて三十両も使ってしまって、損をしたと思ったら、この言葉のおかげで命拾いをし、逆に儲かったという話です。
 その三つのことわざとは

・情けは人のためならず
・急がば回れ
・短気は損気


 実はこの話、私が学生の頃NHK・FMで「朗読の時間」という番組があり、その時に聞いた話でした。たった1回その時に聞いただけで、後は昔話の本を読んでもこの話を見つけることはできませんでした。それが今でもよく覚えていて話ができるのですから、昔話のもつ浸透力は大したものだと思います。忘れてしまったのはこの男の名前だけで、ストーリーから、ことわざ、語り口までよく覚えています。けっこう子供たちも覚えているのではないかと思っているのですがどうでしょう?
 語り手の問題もあるのかな? ちなみにこのラジオの朗読は俳優の庄司永健さんでした。この人の朗読したものの録音は、今でもまた聞きたいなと思っているのですが・・・・・。

この後保健室に行ってみると、友達とけんかをして泣いてやってくる子供がいます。
「ああ 短気は損気だったね。 ちょっと我慢して殴ったりしなければよかったな。」
と言うと、この子供は「うん」とうなづいていました。

このことわざと昔話、折に触れて思い出してほしいと思います。

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