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3.11は,心静かに過ごしましよう。

3月6日は,お話朝会でした。朝会では,3月11日で7年を迎える東日本大震災に関わる話をしました。
今回,焦点を当てたのが下の写真の人物です。この写真では分からないと思いますが,下右の南三陸町防災庁舎と深い関わりのある女性なのです。※全ての写真は,クリックすると大きくなります。
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名前は,遠藤未希(えんどうみき)さん。
2011年(平成23年)3月11日,南三陸町に,巨大な津波が襲いました。津波が押し寄せる中,防災無線で「高台に避難してください」の声がずっと流れていました。この声が遠藤未希さんでした。この声のおかげで,多くの町民の命が救われたのです。
しかし,遠藤未希さんは,4月23日に遺体で発見発見されます。
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未希さんは,震災の前年7月に結婚,震災の年,9月に披露宴を開くことになっていたそうです。しかし花嫁は,披露宴を迎えることなく,星になってしまいました。
写真愛好者の私ですが,震災以降,甚大な被害を被った宮城県に住む者として,震災を風化させない写真を撮らなければと常々考えていました。写真については,単に被害の状況を説明する記録写真ではなく,震災への「思い」が伝わり,しかもストーリー性のある写真にしたいと考えていました。
 そんな時,この悲しいエピソードと出会いました。そして写真「星になったあなたへ:遠藤未希さんに捧ぐ」が生まれました。

津波が押し寄せる中
最期まで防災無線で
避難を呼び掛けた
遠藤未希さん
彼女は星になりました

星になったあなたへ
【「星になったあなたへ:遠藤未希さんに捧ぐ」について】
 この悲劇が起きたのが,南三陸町防災対策庁舎です。この庁舎と天の川を関わらせようと考えました。遠藤未希さんは,亡くなり天に召され,星になってしまったこと,未希さんの残された「思い」を天の川に重ねて昇華させたいと考えたからです。
 また,この写真には明るい星が2つ写っていますが,七夕の星「織り姫(ベガ)」と「彦星(アルタイル)」です。2人は,この世では震災によりに引き裂かれてしまいましたが,どうか空では,一緒になってほしいとの願いを込めています。(※星景写真では,夏の大三角として写野に納めることが多いと思いますが,あえて白鳥座のデネブは外してあります。)
この「星になったあなたへ」は,遠藤未希さんのご両親に写真のことが伝わり,現在遠藤未希さんのご霊前に飾られています。

子供たちには,かけがえのない命を守るために,次の2つを大事にしてほしいと話しました。
〇3.11を忘れない。 〇3.11を後世に伝える。

今日(3月9日),2年1組の浩子先生が,井上けいた君の日記を私に届けてくれました。しっかり受け止めてくれたことが分かり,うれしくなりました。紹介します。


いま,ぼくにできること
 小さいころしんさいがあって,赤ちゃんの時で,パンツを2年3組のかわしまるい君にもらったとお母さんが言っていました。こういう風に,ふたきの「た」のたすけあいをやっていたんだと思いました。
(中略)
また大きなじしんがあるかもしれないから学校のひなんくんれんやじどうかんのひなんくんれんもいっしょうけんめいやって,大人になってもわすれないでいたいです。3.11をわすれないで,ずっとみんなが知っているようにつないでいきたいです。校長先生が,朝会ではなした「かけがえのないいのち」を一人でも多くまもりたいです。


あさって日曜日は,3月11日。心静かに「かけがえのない命」について考えたいものです。










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